【カウンセリングレポート④】こたろうくん
本日のカウンセリングレポートの主役は、柴犬のこたろうくん。
こたろうくんの体重管理、そして腎臓に負担のかからないお食事についてお悩みだったオーナーさんが、当店のカウンセリングにお申し込みされたのは2020年12月のこと。
健康的に体重を落とす方法や、トッピングする場合の量加減についていろいろアドバイスがほしいとのことで、犬猫のごはんお悩み相談にお申し込みいただきました。
そんなこたろうくんのカウンセリングレポートをまとめております。
カウンセリングを通して得た気づき、学んだことなど、それぞれご自身の言葉でまとめていただいているのがこのレポートの特長。
同じお悩みを持つ方にとって、何かと参考になることも多いのではないかと思います。
この記事の最後には、カウンセリングレポートをご覧になるみなさまへの注意事項もまとめております。そちらもぜひご覧いただけましたら幸いです。
わんちゃんのプロフィール
こたろうくん(5歳)
※2022年4月現在の年齢を記載しております。
カウンセリングを受けて改善されたこと
より薬膳の観点から食事を考えて準備するようになった。
カウンセリングを受けなかったら気づかなかったこと
総合栄養食でなんとか求めている物や与えてあげたい主成分に近い物を探して与えようと、結果的にフードジプシーになっていたかも。
また、手作り食ではよく不安に思われるバランスを気にして相対的に手作り食が減り、ドライ/ウェットタイプの総合栄養食が増えていたと思う。
カウンセリング後、わんちゃんのお食事や健康管理への意識はどのように変わったか?
カウンセリングを受けた後、試行錯誤したり工夫したりしながら実践に移していった。その中で私個人の気づきとしてあったのは、手作り食を楽しみながら作ることができ、かつ日々の勉強で知識を補うことが出来、結果、手作り食というものに慣れれば(表現が適切かは分かりませんが)、意外とドライやウェットの総合栄養食を探す方がハードルが高いのかも?と感じました。
完璧な或いは完全に愛犬に適している総合栄養食のフードはないわけで、それを探し続けるのはジプシーにはなり得ても、完璧なごはんに出会えることはないから。
まだまだ勉強していかないといけない身ですし、スポンジの様に吸収してどんどん実践に移しての繰り返しですが、なんとなくそんな事を感じながら、お世話になったカウンセリング後は過ごしています。
悩めるオーナーさんに伝えたいことなど
無記入のため空欄
編集後記
こたろうくんのオーナーさんから初めてカウンセリングへのお申込みいただいてから、すでに1年半も経過しました。
その後はいろいろと順調のようで、先日受けられた健康診断でもこれといって引っ掛かる項目はなかったようです!
こたろうくんはもともと腎臓が弱い子のため、一般の成犬よりお食事の面で気をつけていかなければならないことがいくつかあります。
それでもオーナーさんは試行錯誤しながら、楽しくお食事の管理をされているご様子が文面からもよく伝わってくるほどでした。
そして私がもっとも感動したのは、オーナーさんの質問力のすごさ。
相手が回答しやすい質問の仕方をよく知っていらっしゃるなぁと、私も勉強させられたことがたくさんあります。
質問の仕方ひとつで、専門家やショップから返ってくる回答は変わります(これ本当に)。
たとえば「〇〇はどのくらいあげたらいですか?」といきなり質問するよりも、
「うちの子はこうであぁで(現在の状態など)、私はこういう考えからこういう時にこういう食材を使うのですが、量はこれくらいで大丈夫ですか?」と質問した方が相手は答えやすいです。
専門家やショップに意見を求めるときは、 自分の考えや意図もちゃんと伝えてあげることで相手も状況を理解しやすくなります。
質問しても良い答えが返ってこなかったとき(あるいは自分が求めるような答えが返ってこなかったとき)は、もしかしたら相手への気遣いが足りていない可能性もあるかもしれませんね。
自分の判断能力を育てていくためにも、自分の考えも含めた質問ができるよう何度も練習をしてみましょう。