2021-09-21

おまけやサービスが多いお店が「いいお店」??

先日、タイトル通りの私の考えをストーリーにあげたところ、多くのショップさんやお客様から大反響をいただきました。

批判覚悟だっただけに、賛同の声をたくさんいただけたことは本当にうれしかったですね。

ストーリにはすべてを書ききることができなかったので、私の考えをより具体的にここにまとめてみることにしました。

 

実はここ最近、フォロワーさんの投稿で目にする機会が増えた「おまけが過剰すぎるお店(ここでは名前を伏せます)」

誤解があってはならないのでまず先にお伝えしておきますが、

お買い物して下さったお客様に対して、おまけをつけるかつけないかは各ショップオーナーの自由なので、そこについて何か言及するつもりはございません。

当店もお買い物して下さったお客様には、メーカーさんや生産者様からいただいたサンプルなどをよくお渡ししております。

パートナーにアレルギーなどがあれば、商品をいきなり購入するのは何かとリスキーですよね。

硬さや食感、消化しやすいか、あるいはお体に合うかどうかも、こればかりは実際に口にして様子を見てみないと分かりません。

そのような観点から、サンプルやお試しサイズをお配りすることは当店もあります。オーナーさんにも安心してお買い物していただきたいので、サンプルは大いに活用させていただきます。

ただし、すべてのお客様にむやみに配布することはありません。

サンプルをお渡しするのは、 あくまでも当店を何度もご利用いただいているお客様、または商品への関心が高いお客様や、パートナーに何かしら疾患やアレルギーがある場合に限定しております。 

でないと「このお店に行けば必ず何かもらえる」と思われるようになってしまうんですね。

それではお店の価値が下がるどころか、きちんとお金を出して商品をご購入いただくお客様からの信用を失いかねません。

 

さて、本題に戻りましょう。

前置きはこの辺りにして単刀直入に申し上げますと、 過剰なおまけや過剰なサービスをするお店が「いいお店」「良心的なお店」「いいショップオーナー」ではないということです。 

理由は明確で、豪華すぎるおまけの提供を過大景品として禁止する「景品規制」があるからです。つまり、おまけのつけすぎは景品表示法に触れる可能性があるんですね。

このような規制を設けることで、企業やショップ間での過剰な景品(おまけ)合戦がエスカレートしてしまうのを防ぐことができます。

おまけがたくさんもらえるなら、おまけをたくさんくれるショップでお買い物したいと思うのが消費者の心理というもの。

おまけをたくさんくれるショップへ多くのお客様が流れ込んでしまえば、ていねに販売をされているショップや価値あるサービスを提供しているショップ、そしてちゃんとお金を払って良いものを買いたいと考えている消費者にとって不利になります。

また、おまけを過剰につけることによって、おまけ欲しさに本来必要のないものまで購入してしまうデメリットも発生します。

そうならないためにも、 景品表示法では、一般消費者の利益を守るために景品について一定のルールを定めています。 

たとえオンラインショップであっても、お店を運営することに変わりはありません。

ショップオーナーはこの辺りについてもしっかり勉強する必要があり、行き過ぎたサービスは他店やお客様へ迷惑をかけてしまうことを自覚する必要があります。

犬猫の食や健康についてしっかり勉強していればいいってものではありません。

 

ここ最近のフォロワーさんの投稿などを見ていると、おまけでいただいているものはどれも「商品」と呼べるものばかりで驚いてしまいます。

中には、ヘルマンのオータムメニューをおまけとしてプレゼントしているショップもありました。明らかに販促品としていただいたものではないと思われます。

商品や生産者様に対して尊敬の念があれば、やたらむやみに無料で配るなんてことはそもそもしないでしょう。

本来どれも価値あるものばかりですから、それらをおまけとしてどんどん配ってしまうのはいかがなものかと思います(そこまでしてお客様を囲いたいのかもしれませんが)。

ルールをきちんと守って運営しているショップたちにはもちろん、お金を出して商品を購入されている一般消費者たちに対しても失礼な行為なのではないでしょうか。

もちろん、正当な理由があるなら話は別です。

たとえば、そのお店の超ヘビーユーザーとか、賞味期限が迫っていて廃棄は避けたいとか、メーカーさんから販促品としていただいたなどなど…何かしらちゃんとした理由があるなら別です。

問題なのは、お客様の気を引きたくて、あるいは他のショップに負けたくなくて…という自分勝手な思いで、商品を無料で差し上げたりおまけをつける行為です。

おまけがないと自信がないのかは分かり兼ねますが、おまけを渡さないとお客様が来てくれない…きっとそのような不安があるから、おまけでお客様を誘引されているのかもしれないですね。

 

お客様であるオーナーさんたちも、本当に良いショップというものを見極める力を養う必要があるかと思います。

SNSやおまけの量だけで、ショップの雰囲気やショップオーナーの人柄を判断するのは難しいです。

実店舗があるなら、直接店舗へ出向いてショップオーナーやスタッフさんとたくさんコミュニケーションをとってみてください(もちろん時間や距離的に難しい場合は別)。

「実際に喋ってみたら気の合う人だった」
「実際に喋ってみたらすごく面白い人だった」
「実際に会ってみたらイメージが変わった」

っていうのは、誰にでもよくあることではないでしょうか。

その逆で、

「SNSやオンラインでのやり取りはいい人なのに、実際に会ったら別人かと思うくらい酷かった。」

というのも、よくあるかと思います。

SNSやオンラインショップという狭い空間の中ですべてを判断するのではなく、可能であればきちんと対面し、そのうえでショップの良し悪しや相性を判断してみましょう。

過剰なおまけや行き過ぎたサービスをしてくれるお店が「信頼のできるお店」「良心的なお店」「心遣いのあるショップオーナー」ではありません。

お客様や動物に対してはもちろん、同業者に対しても配慮のあるお店、そして値引きや過剰なおまけなどをつけなくても人が集まるお店、それが本当の意味での「良いお店」だと私は思っております。

ご自身の大切な家族であるパートナーの食事について相談をするからこそ、おまけや無料に惑わされないように気をつけてみてくださいね。

おまけを過剰に受け取った時は「NO(いりません)」と言える勇気を持ってみましょう。

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